先日インターネットで、がんの成長を抑える物質を発見されたという事ですので、紹介します

東大大学院農学生命科学研究科の村田幸久助教らは、がん組織で免疫細胞の一種「肥満細胞」にPGD2(プロスタグランジンD2)の合成酵素があることを発見されました

この合成酵素(PGD2)をつくれないマウスとPGD2を投与したマウスを比較実験したところ、この合成酵素を作れないマウスは、がん組織で異常な炎症反応が起きたり、血管が新たに形成されたりして、がんの成長が速かったという結果が分かったそうです

つまり、PGD2はがんの成長を抑える物質である事が分かった事になります

近い将来、このPGD2を使用して抗がん作用のある医薬品が開発されてくる日がくると思います

そうなれば、がんでお困りの方々にとっては、喜ばしい事ですよね

副作用が無く、がん細胞のみに効果がある医薬品ができる事を期待したいと思います