神戸市 K様 40代 男性
 
15年ほど前から腫瘍を患っており、体重も20kgほど落ち体がボロボロの状態でなんとかしていきたいと来店されました。
 
抗がん剤の治療も長年続き体がもたない状態になってきている状態です。
 
もう抗がん剤はしないと決心をされたようです。
 
病院に行っても手の施しようがないと言われたそうです。
 
今は食事もとりにくく、ほぼ一日中寝ている状態が続くそうです。
 
腹水、胸水が溜まり呼吸ができにくく、とても苦しいそうです。
 
慢性の微熱も続き体力が落ちておられます。
 
胃がきりきり痛み、熱感があり咳も止まらない状態のようです。
 
奥様もかなり落ち込んでおられておられます。
 
中国医学的に『気虚発熱』、『水飲腑滞』の状態と考えられます。
 
その為、体力や免疫力を補っていく物、体に溜まっている不必要な水分を解毒していく物を中心にお渡ししました。
 
 
5日ほどして、便も出るようになり、呼吸ができるようになって来られました。
 
今まで動けない状態が続いておられましたが、少しずつ動けるようになり元気になってこられているようです。
 
3週間ほどして腹水、胸水が抜けてきて腹部の腫れも目で見てわかるほど良くなって来られております。
 
体の疲れもマシになって喜ばれております。
 
体調が良いため、引き続き飲んで頂いております。
 
腫瘍でも一人一人体質や自覚症状、状況が違うと治療方針も変わってきます。
 
腹水や胸水が溜まり過ぎると呼吸もしにくくなり大変苦しくなり、眠る事もできにくくなります。
 
この場合は、体に溜まっている不必要な水分を便や尿で排泄していく必要があります。
 
下手に補うものを使うと症状は一気に悪化していきます。
 
毒素は排泄して、体力は補っていく物を同時に使っていく事が大切です。
 
また、病変はすぐに変わる事があるため、症状が変われば必要となるものが変わってきます。
 
基本的にはご本人様が来られることで自覚症状、舌の状態、顔を見る事である程度、状況がわかります。
 
難しい場合は、代理の方に舌の状態、自覚症状を伺った上で、最初は試して頂く事もしております。
 
色々試してうまく行かない方は是非、ご相談くださいね。