ダイエット目的で 『ツムラ62番 防風通聖散』が欲しいと言われる方が来られました
しかも3か月分です
勿論、何も目的で使うか聞いた上で、やめといた方がいいと断りました
厚生労働省はよくこれを保険適用しているなあと個人的に思います
防風通聖散は体の熱毒をとりながら、便を出していく作用はあります
いい方を変えますと、冷え症、下痢しやすい人、心臓の弱い方、体の疲れやすい方は飲まない方がいいですよ
漢方薬は副作用がないなどとわけのわからない事をいっている人もいますが、使い方を間違えますと体調を崩しやすくなります
実際に『小柴胡湯』を肝炎に使って、人がお亡くなりになったという医療事故も起きております
これを処罰されない事自体、厚生労働省にも問題あるように思います
小柴胡湯の中に『半夏、柴胡、黄芩』が入っております
これらは長期間、飲んでいきますと体が乾燥していく事は漢方専門にやっている薬局の先生方は常識です
特に半夏が入っている漢方薬は体に余分な水分が溜まっている方なら必要ですが、乾燥しやすい方が長期間使用しますと間質性肺炎は起きやすくなります
これをわかって処方しているのか?、知らずに処方しているのか?疑問に思います
漢方薬の生薬の薬効も知らない医師が効能効果に書いてあるからと言って処方を出すこと自体が、事故を起こす原因です
シッカリと勉強してわかっている医師が処方されるなら事故は起こりにくくなると思います
また、漢方薬は長期間服用して体質を変えていく物や短期間だけ症状が緩和したらやめる物があります
生薬の一つ一つの効能効果が分かった上で処方されるなら、大きな問題もないと思いますが、このままの状態にしていますと、必ず事故が起きると思われます
事故が起きてから、問題になる事が多いように見受けられます
はっきり言っておきますと、誰にでも効く様な漢方薬はありません
病名が同じでも、自覚症状はひとりひとり異なります(同病異治)
ひとりひとり体質が違いますので、自分に合う物を使用する事がいいと思います
こんな当たり前というか、常識がずれた事をしていますと、自分の体と心が歪んだ人間になってしまうかもしれませんよ
気をつけて下さいね
突然のメールを差し上げます失礼をお許しください。
私は、福岡在住で54歳の男性です。
私事で恐縮なのですが、
今年の6月にぎっくり腰を発症、
同時期に背中の肩甲骨の間にも激痛があり、
起床時に起き上がることが大変な状況でした。
昨年の3月に心房細動の治療の為、
カテーテルアブレーションの手術(4度目)を受けて
いますので、心臓が原因なのか心配になりましたが、
心臓の状態は手術以降良好なのです。
そこで、近くの整骨院に通うことにしましたが、
背中の痛みがなかなか取れないので、通院を止めました。
そのうち、自然に痛みが取れてきましたので
安心していたのですが、9月の中旬にまたしても、
背中と腰が痛み、今度は整形外科クリニックに行きました。
そのクリニックで首・肩・背中に注射をしていただき、
痛みは随分とれたのですが、
前出の整骨院で耳つぼダイエットに
チャレンジしていたたことを伝えたら、
院長先生が『整骨院はダメ~、お金の無駄~・
痩せる薬を出してあげるよ~』とおっしゃって、
EKT20のクラシエ防已黄耆湯(3錠×2包)と
EKT62のクラシエ防風通聖散(3錠×3包)を
1日3回服用するように言われましたので、
今現在、心房細動の薬として、
ディオバン・ニフェシピン・ウェルビー・ベプリコール・
アスぺノンカプセル・ワーファリン・リバロ・ファモテジンを
服用しているけど大丈夫ですか?と質問しましたら、
『大丈夫~・大丈夫~』と答えられました。
しかし、服用し始めてから微少の動機があったり、血圧が異常に
高くなったりしましたので一時服用を止め、今は様子を見ながら
時々服用していますが、心配なので先ほどネットで検索しましたら、
貴薬局様のサイトに巡り合いましたので、急ぎメールさせていただきました
次第です。
貴薬局様のサイトによりますと、心臓が悪い人は服用しない方が良いとの
ことですが、私が心房細動治療のために服用している薬との相性はいかがでしょうか?
お忙しい所誠に申し訳ありませんが、教えて頂けませんでしょうか?
よろしくお願いします。