前回は第2子不妊の原因の一つ『心の状態』が一つ原因になるという話をしました

今回は初産の時の状態第2子不妊の時期の『体の状態がもう一つの原因になりますので、お話します

まず、皆様が気になさることで多いのが年齢です

もう30代後半だから、40歳を過ぎたからという声をよく耳にします

しかし、私の経験上ですが『閉経していない限り、自然妊娠できる可能性は充分ありますよ』

あきらめなくていいんです

これは高齢出産を希望される方も同じですよ

私の経験では最高48歳で元気な健康な赤ちゃんを授かり無事に出産された方もいらっしゃいます

ちなみに全国の不妊専門で漢方相談をされている横浜のT先生や長崎のN先生は、もっとすごい実績を残されております

大事なのは『子宮の年齢です』

例えば

若いからといって20代の女性の方でも無理なダイエットをして生理が来なくなった方

一年中体が冷えやすく、夏でも手足がよく冷える方

顔色が悪く、体格も細身で食欲がなくて疲れやすい方

甘い物、脂っこいものばかり食べすぎて太り過ぎている方

こういうような方々は不健康な状態という事はお分かり頂けると思います

逆に

肌つやが良くて実年齢よりも若く見られやすい方などは『子宮年齢』も若いと思います

言い方を変えますと

実年齢が仮に高いとしても健康な体つくりをしたうえで『子宮年齢』を若くしていくことで充分自然妊娠できるようになります

漢方薬で健康な体質をつくっていくことで

『自然妊娠しやすい体つくり』=『流産しにくい体つくり』になります

そして、基礎体温の低温期、排卵期、高温期、生理期と大きく4つの時期に飲む薬を変えていく『周期療法』を併用していくことで早い方は3カ月~6カ月ほどで、うまくいっていらっしゃるケースが多く見受けられます

一人ひとり体質は違いますので使う漢方薬は変わってきます

また、症状によっても薬は変えていきます

漢方薬は体質を変えていくことに関してはNo.1だと思います

しかし、精密検査などは漢方ではできませんので、病院に行って検査をする必要はあります

現代医学と漢方医学のお互いの長所をうまく融合して、患者さまの快適な生活にお役立ちできれば幸いに思います