先日、患者様から『アレルギーがあるから受精卵が着床しにくいのかなあ?』 といわれる方がいらっしゃいました

特に、アレルギーがあるから妊娠しにくいというわけではありません

では、少しアレルギーの事について記載していきたいと思います

少し西洋医学的になるので難しいなあと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご了承くださいね

基本的にはアレルギーは体の中の免疫反応がうまく調和してないときに起こやすくなります

体力やエネルギーが不足しやすい方は風邪や花粉症になりやすいということも含まれます

では妊娠の『着床』ということでアレルギーを考えてみますと

子宮の中の免疫細胞がうまく働いていない状態になります

もう少し細かく言いますと、受精卵が着床していない場合は、子宮内に異物が入ってきたため、白血球の一部が異物を退治するために働きます

もし、受精卵が子宮内膜に着床する場合は、着床を助ける子宮内のNK細胞が排卵時の時は約3割ぐらいから、着床時には7割に増えて着床を助けていく仕組みが基本的にできているそうです

ただし、習慣的流産、不育症の女性の患者様の子宮内膜は妊娠前の時の子宮内膜で子宮内のNK細胞が減少して細胞障害性の強いNK細胞が増加している場合があるそうです

結論から言いますと、アレルギーが原因で受精卵が着床しにくいということは、あまりないと思います

心配することが多くて、精神的にも肉体的にもボロボロになられる方もいらっしゃいます

辛い時期は少し休憩してもいいと思います

あまり頑張りすぎないでいいと思います

自分のペースで、人と比べることはやめましょう

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