今回は先天性欠損症の赤ちゃんを少なくする方法を記載していきます

妊娠中の女性が健康的な食事を摂ると、二分脊椎や口唇口蓋裂などの先天性欠損(birth defect)のある子が生まれるリスクが減少する事が医学誌「Archives of Pediatrics & Adolescent Medicine(小児・思春期医学)」オンライン版に掲載されました

二分脊椎などの神経管欠損は、妊娠中にビタミンBの1つである葉酸(folic acid)のサプリメント(栄養補助食品)を摂取することにより減少できることがいわれて、さまざまな食品に添加されているが、葉酸だけですべての先天性欠損を予防することはできません

「色々な食物に由来する栄養素の組み合わせが有益に作用することで、食事が先天性欠損の減少に関与している可能性がある」と言われています

また、「健康的な食事は女性の生活習慣のその他の特徴を示す指標にもなる」と言われております

先天性欠損のお子様を出産されたお母様の中で、喫煙、飲酒、肥満傾向の方は特に注意が必要のようです

食物は1種類だけの成分を含む薬剤やサプリメントよりも食物を摂取する方がよいと言われています

妊娠前、妊娠中のいずれでも母親の栄養摂取がとても重要です

妊娠する可能性のある女性は、特に食事全体の質に気を配る必要があると思われます

普段の食生活が偏りなく、シッカリ摂る事で先天性欠損症になる確率は自然に下がっていきます

ファーストフード、お惣菜、外食、味の濃い物、カップラーメン、缶詰などで食事を簡単にすませる事が続きますと、自分の体は添加物、老廃物が溜まりやすくなり、元気で健康な赤ちゃんが授かりにくくなると思います

思い当たる方は、是非、今日から食生活を変えていきましょう