最近、子宝相談に多いのが、2人目不妊です

結婚後1人目のお子さんは簡単に自然妊娠したのに、その後2~3年、5年、長い方では10年間、まったく妊娠されることなく、第二子が誕生されない方が多いのはなぜでしょうか

大きくみますと2つの理由があると思います

1つ目の理由は、産後の体の養生ができていないということです

昔から、お産は病気ではないが、女性にとっては大きな負担がかかるので、産後100日は母子ともに外出を控え、栄養を充分とり、体と共に子宮の回復をはかるという中国の考え方は、一人っ子政策を実施している現在も変わりません

産後、無理が続いて気が付いたら、体が弱っていたという方が多いです

二つ目の理由は、女性の方々がご自分の健康に、日常あまり留意されていないということです

病気の検査でも異常はないし、月経周期にも異常がない、でもなぜか第二子ができないというのです

このような方に、私は以前の月経血と現在の月経血の様子をおたずねして、ご本人に比較していただくことにしています

すると、サラサラとして鮮血であったものが、最近はドロドロとして大・小の塊やレバー状の血塊を伴っている方々が大半なのです

人によっては生理痛が酷く、ほっておいたせいか子宮筋腫、子宮内膜症、チョコレートのう腫などができてしまっていたという方もいらっしゃいます

これは血瘀という状態で、新鮮な血液が子宮内に集まっていないということです

これでは子宮内膜は厚くて、温かく弾力性を保てないので、受精卵も安心して着床できないのです

まずは、自分の体質を健康にしていく事が大切です

体がシッカリしてくると、さらに赤ちゃんが授かりやすい体質へ近づけていくようにしていきます

まずは今の生活習慣をもう一度見直して、当たり前の事を当たり前に行動に移していく事が大切です

3食シッカリ摂る事、夜は11時までには眠る事この2つからで構いません

出来る事から一つずつ行動に移していきましょう