婦人科の患者様で生理痛が酷い方、酷くないが痛みがあるという方がいらっしゃいます

中には生理痛の時に痛みどめを飲んで無理やり痛みを抑えている方もいらっしゃいます

生理痛は、実はない状態が当たり前なんですよ

えっ?そうなの?と言われる方もいらっしゃいます

生理痛の原因としては体が冷え過ぎたり、血液が不足したり、血液に元気がなかったり、血流が悪い場合に痛みが出てきます

生理痛が出てきたから痛みどめを飲むという方法もあると思います

しかし、痛み止めは根本的に治しているのではなく、痛みの信号を出す神経をブロックして一時的に痛みを感じさせなくしているだけです

日常生活に支障が出るくらいの酷い痛みの場合は仕方ないと思いますが、普段から痛みどめを常用していますと、いざという時に効かなくなったり、肝臓や腎臓に負担がかかります

さらに、根本的には治っていません

では、普段の私生活でどのような事に注意したらいいのか?

よくある質問を記載しておきます

① 生理中に体を冷やさしてはいけないのですか?

体が冷える事で血液の流れが悪くなります

体を温めていく事で血流がよくなります

ただし、血液自体が不足したり、血液に元気のない場合は血液をシッカリ補っていく物を使った方がいい場合があります
血液循環が悪くなると生理などで体の外に排出されるべき老廃物がうまく排出されなくなります

それが長期間になりますと子宮筋腫、チョコレートのう腫、卵管の詰まり、ポリープ、多嚢胞性卵巣症候群の原因になります

② 生理不順は、放置しない方がいいです

個人差はありますが1カ月に1回の目安で生理が来るのが正常な状態です

もちろん、生理痛はない事が正常な状態です

2~3か月に1回、1年に2~3回しかない人もいますが、生理がない状態を放っておくと、排卵も起こらなくなりますし、日常の体調も崩しやすくなると思います

また、結果的に早い時期に閉経になる(更年期が早まる)可能性があります
無理なダイエットなどは特に危険です

出産後、流産の後の1か月間で無理をする事で、無排卵無月経状態になる方も多くいらっしゃいます

第2子不妊、不育症の原因になります

③ 漢方薬で正常な状態に戻すことができますでしょうか?

できると思います

漢方は、病名だけで処方を決めるのではなく、一人ひとりの自覚症状や体質によって処方する薬が異なります

いい方を変えますとオーダーメイド処方になります

自分の症状や体質に合う漢方薬を正しく処方してもらうことが大切になります

また、季節や環境によっても自覚症状や体質は変わってきますので、処方も変えていきます

病状や体質によって個人差はありますが、ほとんどの方は1か月ほどで体調がよくなっていると体感される方が多いですよ