今回は黄体期によく使用される黄体ホルモンの薬について記載していきます

黄体ホルモン

排卵後の卵胞から分泌されて、受精卵の着床後の準備をする働きがあります(妊娠の維持に必要になります)

この薬は、黄体ホルモンの作用があり、乳腺の発育を促進し、子宮の筋肉を弛緩するので、妊娠を維持するために好ましい状態を作ります

黄体機能不全による不妊症、月経異常症、子宮内膜症、切迫流産、習慣性早流産などに用いられます

黄体ホルモンは黄体期の体温を高く保ち(36.7℃ぐらい)子宮内膜を軟らかくして受精卵が着床して維持しやすい様にしていきます

副作用としては

頭痛、吐き気

血流が悪くなり、血栓症の原因になる事もあります

糖尿病を悪化させる事もあります

黄体ホルモンの薬

プロゲステロン、デュファストン、ルトラール、ジドロゲステロン、ノアルテン、オビュレン、プロゲデボなどがあります

婦人科のDr.とご相談の上、使用しましょう