糖尿病の合併症でよく現れるものに、3大合併症といわれるものがあります
3大合併症は、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、の3つです
糖尿病性網膜症（とうにょうびょうせいもうまくしょう）
高血糖状態により、目の網膜の血管が詰まってしまい発症します
糖尿病になってから 15年くらいで半数以上の人が網膜症になります
さらに悪化すると失明に至ってしまうこともあります
糖尿病性腎症 （とうにょうびょうせいじんしょう）
高血糖状態により、腎臓の血管がボロボロになり、腎臓の機能が低下してしまいます
腎臓は血液の老廃物を尿にして老廃物を排泄する役割をもつ臓器ですが、その機能が低下すると、人工透析（機械により尿を取り出す）が必要になります
糖尿病性神経障害 （とうにょうびょうせいしんけいしょうがい）
高血糖状態により、自律神経、末梢神経がおかされ、手足のしびれ、痛みなど、症状が全身にあらわれてきます
糖尿病になると起こる合併症は様々なものがありますが、この3つの合併症はよく見られます
根本的な治療としては血液をサラサラにしていく必要があります
食生活も改善していく事がとても大切になります
