今回は『耳管開放症』について記載していきたいと思います

耳管開放症は普段は閉鎖されている耳管が開放されている状態のままで、耳閉感、耳鳴り、眩暈、自声強聴などの症状が引き起こされます

3.5cmほどの細い耳管は内耳内と外気の気圧の差を調節する働きがあります

嚥下運動、あくびなどをお子なることで時間が短時間開放するようになります

原因としてはいくつか考えられます

ダイエットなどによる体重の減少、妊娠や経口ピルの内服、内耳炎、運動のやりすぎ、放射線照射、顎関節症、頸部自律神経の異常など若い女性に多く見受けられます

急激に痩せることで起こりやすくなる傾向があります

鼻をすすってみたり、体全体を前かがみや横に傾けていくことで耳が楽になる場合は、この可能性が考えられます

その他に自分の声が大きく聞こえたり、響くことがある場合

耳が詰まっている場合、低い音の耳鳴り、体がフワフワする場合などが考えられます

耳管はただの空気の通り道というだけではなく粘膜の繊毛運動などの働きも兼ね備えております

そのため、風邪をひいたり、アレルギーによる炎症により発症することも考えられます

中国医学的に診ると『脾腎両虚』の傾向が考えられます

その為、体力や血液を補っていく物などを中心に飲んでいくことで改善される方も多くいらっしゃいます

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