子育てをしていて、子供に「尊敬される」親になるとどうですか?
 
子供に尊敬されたい親と、尊敬されない親ならどちらがいいですか?
 
「尊敬される」と言っても、なにも偉大な人物になる必要はありません。
 
世間的な地位や名誉なども全く必要ありません。

子供が潜在意識で「尊敬する人物」と認識する条件とは

①感情をコントロールできていること

 
②幅広く知識・技術・知恵をもっていること
 
この二つがたいせつになります。
 
感情的にならずに相手に物事を伝える場合、「適切な言葉」が必要となります。

「語彙力」や「言葉の使い方」が不完全だから、一番幼稚な伝達手段である「感情」で相手を抑圧しようとするわけです。

 
これは「子供社会」では常套手段です。
 
これを親に使われると「尊敬」の対象外となります。

尊敬できない親は、やはり潜在意識として「嫌いな親」に分類になります。

「嫌いな親」のようになりたくないですから、「嫌いな親」の言うことは、基本的に聞かないようにします。

逆に言えば「尊敬できる親」であればできるだけその存在に近づきたいと判断します。

 
同じような大人になろうという意識が働き、言われることが納得できて能動的に行動していくようになります。

また、「感情的にならないこと」以外には、いろいろな知識や技術、知恵をもっていることが「尊敬」の対象となります。

これについても難しい学問を修めている必要は一切ありません。

 
自慢話や親の威厳を見せつける必要も全くありません。
子供が素朴に感じた疑問に答えられることです。
 
答えられなければ調べる方法(技術)を知っていることです。

例えば、子供と一緒にニュースを見ていて、子供にわかりやすく説明できればいいですね。

 
わからなければ本やインタ-ネットで一緒に調べるようにしましょう。
 
そして、「楽しんでいる姿を見せてあげる」、「興味をもったらやらせてあげる」ことです。

親のことを好きで、親を尊敬できていれば、能動的に挑戦しようとします。

それが「自立心」を育てる最短距離です。