今回は元プロ野球選手だった木村拓也さんがクモ膜下出血でお亡くなりになった事がとてもショックです

そこで、他の皆様にも少しでも健康について正しい知識を持って頂きたいと思いましたので『脳卒中と脳梗塞と脳出血とクモ膜下出血の違い』について記載したいと思います

まず、脳卒中とは、脳の血管がやぶけたり(脳出血)、詰まったり(脳梗塞して、脳の血管に障害が残ることを言います

そして、クモ膜下出血とは、クモ膜という脳の表面を覆っている膜の下(脳とクモ膜の間)に出血しているのをクモ膜下出血といいます

クモ膜下出血の症状は、他の脳卒中の症状と少し違います

手足のマヒなどが出ることは少なく頭痛だけで発病するか、意識障害を呈するかに分かれます

クモ膜下出血は、実は何のまえぶれもなく突然頭痛に襲われます

頭痛は軽いのものから意識障害を伴うかなり強いものまであり、強度な頭痛は引き裂かれるような痛み』『バットや斧で頭を割られたような痛み』などとよくいわれるほどの激痛のようです

また、首の後ろの部分が硬直するという症状が出る事もあります

さらに、吐きけ、嘔吐があるのも特徴です

クモ膜下出血は、大きな出血が起こる前に小出血が起こることがあります

この場合は、大きなくも膜下出血の数日前に、突然起きる軽い頭痛が症状として出ます

この頭痛は軽い発作ですが唯一の前兆と言えるものなので注意が必要です

この『突然起きる軽い頭痛』を大きな出血の前兆と捉えて、早く専門医による診察、治療を受けることが必要です

市販の頭痛薬などで一時的に痛みをごまかさない方がいいと思います

くも膜下出血は出血直後に再出血する事が多く、初めは軽症でも再出血するとまず助かりません

膜下出血になりやすい方は喫煙、過度の飲酒をしているが多いと報告されています

また、両親や兄弟など、近い関係の親族にくも膜下出血の人や脳動脈瘤の人が複数いる場合には、動脈瘤がある可能性が高いことも分かっています

さらに食事では欧米食ファーストフード、脂っこい物、甘い物、刺激の強い物などを毎日当たり前のようにとっていくことで、体全体の血管が固くなりやすく、クモ膜下出血だけでなく、脳梗塞、心筋梗塞、脳出血などの引き金になります

特に食事は毎日の積み重ねになる為、とても大切になります

食事では魚類、海藻類、野菜類、ネギ類などは徹底してとっていく方がいいと思います

食事で注意しているが心配な方は漢方薬や健康食品で予防する事もできます

例えば、心臓や脳の血流を良くさせていく丹参の入った冠元顆粒心サージなどで血管のネバネバ、ドロドロを改善しないと根本的に命を縮める事になりかねません

食事の延長が漢方薬になります