兵庫県 | 明石市 | 漢方薬 | 漢方薬局

体の痛みやしびれ

体の痛みやしびれ

痛み止めを飲んだり湿布を貼ったりして入るが全然良くならない。整骨院やマッサージをしてもその時だけで変わらない。体の痛みやしびれで毎日辛い思いをされている方は多くいらっしゃいます。

実は体の痛みやしびれにはいろんな原因があるのです。それを無視してただ痛みがあるから痛み止めを飲む、湿布を貼るこれではその場しのぎで治っていません。

痛み、しびれは何か原因があるから起きている症状なんです。体が危険信号を出しているんです。それにまず気付く事、そして何故そのような症状が出ているのか?疑問を持つ事は大切だと思います。

そこで中国医学の治療の考え方をみていきましょう。中国漢方の考え方、原因は大きく分けると3つに分かれます。

①漢方の言葉に「不通即痛(ふつうそくつう)」とあります。血のめぐりや経絡の詰まりにより痛みが出てきます。

②腰痛や膝の痛みは漢方では『腎系』が弱って痛みが出る事が多いです。腎系が弱ると足や腰に栄養がいかなくなり痛み、しびれの原因となります。また、腰部椎間板ヘルニア、慢性関節リウマチ、坐骨神経痛、骨粗しょう症も同じ原因で起こる事があります。

③さらに生活環境によっても影響を受けます。寒さ、湿気、熱毒、風邪(ふうじゃ)により痛み、しびれが酷くなります。

血液の流れが悪い場合の一般的な症状

肩こり、頭痛、しびれ、刺すような痛みがある、痛む場所が同じ、夜になると酷くなるなど仰向けの姿勢になれない、腰を回したり寝がえりを打てない方もいます。

治療方法

血流を良くしながら、経絡の詰まりも同時にとっていきます。

血液の流れが悪い場合の一般的な症状

肩こり、頭痛、しびれ、刺すような痛みがある、痛む場所が同じ、夜になると酷くなるなど仰向けの姿勢になれない、腰を回したり寝がえりを打てない方もいます。

治療方法

血流を良くしながら、経絡の詰まりも同時にとっていきます。

腎系が弱ってくる場合の一般的な症状

老化や体力が落ち腰に力が入りにくい、腰痛がある、足腰がだるい、マッサージなどをすると少しましになる、疲れると調子が悪くなる、加齢など。

冷える場合:顔が青白い、息切れ、手足が冷たい、少し動くと動悸が起きる。

のぼせる場合:のどの渇き、顔だけのぼせる、手足のほてり。

治療方法

腰のまわりの腎系にエネルギーを送っていきます。さらに冷える人には温める物を併用する。また、のぼせる人には体の熱をとるものを併用する。

冷えと湿気が原因の場合の一般的な症状

腰の部分が冷えると痛み、しびれがひどくなる、膝に水が溜まる。向きを変えたり自由に動かしにくい、体が重だるい、雨の日になるとひどくなる。安静に横になっていても痛みがある、お風呂などで温まると少しましになるなど。

治療方法

腰や患部を温めて体に溜まっている湿邪(しつじゃ)を取り除き経絡の流れを良くしていきます。

熱毒と湿気が原因の場合の一般的な症状

温めると痛み、しびれが酷くなる、冷やすと少しましになる。腰の辺りがうずく様な痛みがある、赤く腫れて炎症がある、膝に水が溜まる。湿気の多い梅雨の時期、暑い夏になると痛みが酷くなる、浮腫みがる。尿の色は赤みを帯びた濃い黄色、舌にびっしり苔があるなど。

治療方法

腰のまわりに溜まった熱毒と湿邪(しつじゃ)を取り除き炎症や筋肉のこわばりなどもとっていきます。

風邪(ふうじゃ)が原因の場合の一般的な症状

時間帯や季節によって痛みの場所が違うことがある風の強い日に風に当ると痛みやしびれが出るなど。

治療方法

免疫力を高めながら体に抵抗力をつけていきます。

大きく5つに分けて症状を記載しましたが、ほとんどの方がそれぞれの症状が入り混じっているケースが多いです。そのため、一人ひとりの症状、原因に合ったものをお勧めしております。原因に合わせて薬を選ぶことで痛み、しびれが良くなっていらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。

PAGETOP
Copyright © 漢方薬のことならノムラ薬局 All Rights Reserved.