今回は女性がなぜ貧血になりやすいのか?記載したいと思います
貧血が女性に多くみられる症状です
貧血のうち一番多いのが、赤血球(ヘモグロビン)の原料となる鉄が足りないことで起こる鉄欠乏性貧血です
そしてこれは貧血全体の7割を占めます
女性の10%、男性の1%くらいに見られます
なぜ女性のほうが貧血になりやすいのでしょうか?
女性の1割以上の方が貧血傾向になる事が知られています
まず女性は、月経(生理)の為、出血がありますよね
そして妊娠、無理なダイエットなどで血が不足しがちになります
また、慢性的に出血している場合、自分が思っているよりも多くの血が失われていることがあります
例えば胃潰瘍や十二指腸潰瘍、大腸がん、痔など消化管の病気では、自分が気づかないうちに少しずつ出血して血液を失って貧血になる事もあります
そして女性の場合、子宮筋腫などで月経の量が多い場合も同じことがおこります
どれくらい血がなくなると貧血になるかといいますと、なんと一日2ml
たったの2mlずつでも、毎日血液を失うとだんだん貧血になるといわれています
ちょっとの出血でも貧血になりやすいんですね
では、貧血を予防するためには?
原因をはっきりさせることが大事になります
体のどこかからの出血の場合、それを突き止めないといけません
原因が分かれば対処しやすくなります
また、普段の食生活でも予防する事ができます
血を増やしやすい食事として血液を増やす作用のある食材『人参、カボチャ、ほうれん草、小魚、レバーなど』を毎日少量ずつ食べるようにしていきましょう