無排卵、無月経の原因として色々ありますが、今回は早発卵巣不全(POF)について記載します
早発卵巣不全(POF)とは卵巣早衰、あるいは早発閉経とも呼ばれます
40歳未満の卵巣性無月経で血中ホルモン値では『 FSH > 37mlU/ml 』 『 エストジオール < 30pg/ml 』を示します
經膣超音波検査では、子宮は小さく内膜は薄く卵巣も萎縮されて描出されることはまれであり、卵巣内の卵胞が枯渇してしまった(PFD)と卵巣内に卵胞が存在する(GROS)とに分類されます
卵巣の中に卵胞が見えない(PFD)場合は病院ではお手上げ状態となりますが、漢方薬でもかなり状況は厳しくなります
卵巣に卵胞が存在する(GROS)場合はカウフマン療法を繰り返して排卵に導いていく方法や、GnRH療法をするのが一般です
中国医学的には『気血両虚』、『肝気鬱血』、『腎虚』が原因になる事が多いです
病院のホルモン治療との併用が身体に負担をかけず副作用も少なく、体調をはやく取り戻しやすくなります
20代、30代の方で無理なダイエットや出産後、流産の後に無理をした場合は、なりやすくなります