姫路市 M様 60代 女性
 
5年ほど前から卵巣腫瘍が見つかり、摘出手術をしたがリンパに転移しているため、漢方で何とかしていきたいと来店されました。
 
体が浮腫みやすくなり、腹水、胸水が溜まるようになり食事が摂れなくなって来られております。
 
また、出血しやすくなっているそうです。
 
体が疲れやすく慢性の微熱が続くそうです。
 
夜も眠れなくなることがよくあるそうです。
 
中国医学的に『気血両虚』、『水飲血瘀』の状態と考えられます。
 
その為、体力や血液を補っていく物、体に溜まっている不必要な水分を排泄していく物、血流を良くしていく物などをお渡ししました。
 
2週間ほどして、慢性の微熱がとれてきて、体の疲れも少しずつマシになってこられました。
 
1か月ほどで浮腫みも減り、腹水や胸水も問題なくなって来たそうです。
 
夜も眠れるようになって来られました。
 
2か月ほどして、食欲も出てきて食べ過ぎてしまうぐらいになってこられました。
 
最近は、臀部が腫瘍で圧迫されているせいか痛みが出てきているそうですが、まだ耐えられる程度の痛みのようです。
 
体調が良いため、引き続き飲んで頂いております。
 
体力や血液が不足し過ぎる事で免疫力も低下して、慢性の微熱が続く事があります。
 
この場合は、体力を補っていく物を使う事で体の疲れもマシになり微熱も自然に下がってくることが多いです。
 
血液が不足し過ぎる事で疲れているのに眠れなくなることもあります。
 
この場合は心臓の血液を補っていく物を使っていく事で自然に夜になると眠くなってくものがあります。
 
個人差はありますが、腫瘍の患者様の生活の質は漢方でだいぶ良くなる方が多いです。
 
色々試してうまく行かない方は、是非、ご相談くださいね。