52歳 男性
インフルエンザになりタミフルを飲んでから、味覚が急にわからなくなり漢方で何とかしていきたいと来店されました。
特に甘い味、うま味がわからなくなり食欲もなくなっているそうです。
舌が痺れている状態が続いているそうです。
体重も7キロほど減ってきているそうです。
お酒は毎日飲んでいるそうです。
夜中に良くトイレで起きることがあるそうです。
今まで欧米食の味の濃い物ばかり食べていて、暴飲暴食が続いていたそうです。
病院に行っても特に何も変わらないそうです。
舌紅、白苔
中国医学的に『脾虚湿熱』と考えられます。
その為、身体に溜まっている不必要な湿熱を解毒していく物、消化吸収を助けていく物をお渡ししました。
1ヶ月ほどして舌のしびれが治ってこられました。
また、夜のトイレで起きなくなってきたそうです。
甘い味はまだわからないそうです。
2ヶ月ほどして、最近はお腹がすくようになり、辛い味、酸っぱい味はシッカリわかるようになってこられたそうです。
食事は薄味になってから、胃腸の調子も良くなってきているそうです。
3ヶ月ほどして、甘い味がわかるようになり、美味しいと感じられるようになってこられました。
調子が良いため、もうしばらく続けて頂いております。
毎日の食事が自分の身体を創っていきます。
暴飲暴食が続きますと身体に何か異変が出てくることがあるはずです。
そのサインを見逃さず、対処して生活リズムを変えて体質を変えていくことが慢性病を改善していく一つの方法と思います。
いろいろ試してうまくいかない方は、是非、ご相談下さいね。