明石市 O様 60代 女性
膀胱炎で朝4時頃起きてトイレに行っていつも起きてしまうことと、外出をするとその2~3日はお腹が張って便秘をするという事で来店されました
また、逆流性食道炎もあり、胃腸も弱いそうです
抗生物質もかなり長期間、飲んでいるが良くならないらしいです
20代の頃は虫垂炎のOPをして45歳で子宮筋腫、卵巣嚢種のOP、60代で胆石のOPをしたそうです
今飲んでいる薬は
ブロプレス(8)、タケプロン(30)、セルベックス、カマグ0.5g、マーズレン1g
これだけ飲んでいるが全然良くならないので何とかしてほしいと言われました
(ちなみにタケプロンは胃酸を出させないようにするため長期間飲む事で、自分で胃酸が出なくなってしまいます ☞ 言い換えますと余計酷くなってしまいます)
中国医学的に見ますと『腎陽虚(じんようきょ)』、『肝鬱気滞(かんうつきたい)』の状態です
『腎陽虚』は体が冷え過ぎて腎機能が弱り膀胱がオーバーヒートしている状態です
その為、下半身を温めながら腎機能を改善する真武湯加減方をお渡ししました
『肝鬱気体』は気の巡りが悪いためお腹が張り便秘気味になりますので通導散加減方をお渡ししました
すると1日飲んだだけで夜中のトイレも治まり、お腹の張りもとれ便もスッキリしたという報告を受けました
しかし、胃の逆流性食道炎の事はセルベックスやタケプロン、マーズレンを飲んでいるという事でしたので渡しませんでしたら、胃が調子悪いという事も言われました
その為、胃粘膜保護をしながら疲れをとる作用のある『ビタエキス』を小分けしました
今は胃腸の方も問題ない様です