今回は『甲状腺について』記載していきたいと思います
甲状腺は食物中のヨードを材料にして甲状腺ホルモンを分泌しています
甲状腺ホルモンの主な働きとしては
身体の新陳代謝を促す事が主な働きになります
脳・心臓・消化管・骨・筋肉・皮膚・精神神経などの新陳代謝を活発にします
甲状腺に異常がありますと甲状腺ホルモンの分泌に悪影響を及ぼします
例えば
自律神経失調症、更年期障害、鬱病、心臓病、体重減少、腎臓病、肝臓病、糖尿病、高血圧、痴呆、不妊症などの症状がおこりやすくなります
甲状腺異状
現在、20代~40代の女性に非常に多く、甲状腺機能が亢進してしまう(高まりすぎる)状態をバセドウ病、低下してしまう状態を橋本病と呼んでいます。
放射線と甲状腺の関係としては放射線による放射性ヨウ素は、甲状腺に集中します
放射線による火傷や細胞へのダメージも不安ですが、甲状腺異状が最も心配になります
ちなみに現在の放射能漏れの危険性としては
現在、公式に発表されている検査値が『正しい』という前提で考慮しますと、すぐに人体に悪影響を及ぼす値ではないと思われます
子供様や妊婦さん、今後の妊娠予定のある方についても同じ事が言えます
しかし『長年に渡り放射線の影響を受ける』という場合は、神経質になり過ぎない程度の予防策は必要と思われます
放射線で細胞や染色体、遺伝子が傷ついてしまうと、元に戻す事は、できません
その為『予防』が最も重要になります
また次善策となりますが、傷ついていない細胞を活性化させ、身体全体で機能や能力の維持をする事もいいと思います
新聞やニュースでも言われておりましたが、ヨードを含むうがい薬を飲んだり、ヨード剤を手に入れて飲む事は大変危険です
うがい薬の飲用は、全く意味がありません
むしろ身体に悪影響があります
ヨード剤も服用すべきではありません
傷ついた細胞を復活させる事は、さすがにできませんが甲状腺機能を高める事においては効果を発揮します
現況からは、むやみに不安を煽ったり、神経質になる恐れはないと言えます
東北の皆様はつらい思いをされていらっしゃると思います
しかし、生きていれば、必ず良い事もあります
みんなが手を取り合って協力する事で、神戸の震災の時のように乗り越える事ができると思います
諦めず、今できる事をやっていきましょう