多発性未成熟卵胞黄体化(MILF)についてお話しましょう
基礎体温表をつけて2相性になって生理はくるが排卵がしていない状態の事をいいます
簡単に言いますと無排卵で生理はある状態です
これは超音波の検査でないと排卵しているかどうかはわかりません
黄体期が9日以下の場合
低温期と高温期の差が0.3度未満の場合
多嚢胞性卵巣症候群の疑いがある方は低温期から高温期にかけてガタガタしながら3日以上かけて上昇します
正常の場合は卵胞は18mm~20mmぐらいでLH(黄体刺激ホルモン)によって排卵しますが、卵胞が10~15mmぐらいで排卵せずに黄体化してしまいます
この場合は中国医学的には『血瘀(けつお)』の状態ですので徹底的に行気破血作用のある物を使っていく必要があります
また、子宮年齢が若くない状態(腎虚)の場合は補腎(子宮を若返らせていく物)を使う必要があります
すると多発性未成熟卵胞黄体化の状態でも排卵しやすくなってきます