子宝相談でお越しいただいている方が多い中、人工授精、体外受精、顕微授精、凍結卵と、不妊治療の医療技術の発達はすばらしいと思います
しかし、その半面 、科学の力で生命の誕生を左右させて、しかも人間としての倫理に反する方向へと進みかねない不妊治療に、私個人は疑問を持っております
20代、30代の時の凍結卵を40代、50代になってから子宮にもどして誕生されるお子さんは、20代、30代での出産と、はたして同じでしょうか?
凍結卵は若い時のものであっても、卵の育つ子宮は40代、50代であって、決してよい環境とはいえないかもしれません
そうすると健康なお子さんが生まれてこない可能性も考えられます
出産も育児も、お母さんとして相当な体力と気力が必要になります
健康な子どもを育てることさえ大変なのに、病弱なお子さんが誕生されることになれば、超高齢出産の人生設計には生む側だけではなく、誕生する側の人生設計も考えてあげる必要があります
不妊症のご相談に来られます方々にも、人工授精、体外受精、顕微授精といろいろな治療をされても、なかなか妊娠に到らなかったなかった方々が、体質を変えて、体調が整うと3~6カ月、長くて1年でめでたく妊娠されます方が増えてまいりました
体質が変わり、疲れにくい体質になってくると自然妊娠できるチャンスは皆さんにあります
自然妊娠をあきらめないでください
閉経しない限り、可能性は充分あります
卵管が両方詰まって、オリモノが全く出ない方は、体外受精、顕微授精が必要になります
これも数撃てばうまくいくわけではありません(子宮内環境を整えないと何回、チャレンジしても、うまくいかないと思います)
体質が変わり、赤ちゃんが授かると、今までの治療はなんだったんだろう?
長い人生の中のほんの一時期になると思います
急がば回れ!
『妊娠しやすく=流産しにくい体質』にする事で、自然妊娠して健康で元気な赤ちゃんを授かる方が一人でも多く増えていかれるように日々、勉強していきますね