今回は妊娠しやすい食材と葉酸について記載します

妊娠に良いと言われている食品 よく葉酸をとりなさいと雑誌などにも書かれていますが、では葉酸とはいったい何なのか?

葉酸は一言でいえばビタミン剤です

葉酸はほうれん草の抽出物から見出された水溶性のビタミンB群の一種で、動物性食品であるレバーなどにも多く含まれています

葉酸が欠乏すると造血機能が低下して貧血を起こしたり、つわりが酷くなると言われています

こう書いてあれば、では葉酸のサプリメントを飲めばいいんですねと言われる方がいますが、実は葉酸を摂るときには、全てのビタミンB群をバランスよく摂る事が大切になります

私個人的な意見では、わざわざ葉酸のサプリメントを摂らなくても食事で充分カバーできると思います

是非、3食の食事をシッカリ摂って下さい

食生活が乱れて3食の食事もとれていないのであれば、その方が大きな問題だと思います

葉酸はたんぱく質や細胞の合成に関係していて、日々、特に通常まだ妊娠に気付かない、受胎してから2-4週間ぐらいまでが細胞分裂の非常に活発な胎児期で、第一週が最も葉酸を必要とし、妊娠初期の葉酸不足は、胎児の神経系障害の発生リスクが高くなるそうです

葉酸が不足すると、無脳症や神経管閉鎖障害による病気がおこるリスクが高くなると言われていますが、妊娠に気づくころはその時期をすぎているのです

ほとんどの方は、産婦人科で葉酸のことを知って栄養管理を始めていますが、胎児の神経系障害のリスクを低減させるには妊娠1ヶ月前からの葉酸摂取が必要で、欧米では妊娠に関係なく、将来妊娠をする可能性がある女性たちにも日頃からの葉酸摂取が推奨されています

葉酸を含む主な食品を記載しています

ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー 、アスパラ 、 イチゴなどの緑黄色野菜類があります

また、 動物性食品レバーが苦手でしたら青魚鰯や鯖、小魚類でもいいです)

サプリメントで接種するよりも遥かにバランス良く栄養がとれます