今回は妊娠力を下げていくタバコについて記載したいと思います
タバコを吸われる方は何となくダメなんだろうな?と思われている方もいらっしゃると思います
実は、そうなんです
妊娠率を下げるだけではなく、健康な体つくりにも悪影響を及ぼしております
ちなみに、女性の体の中で、卵子は約180日かけて育ちます
つまり、妊娠から半年以上前から食べている物、カラダに入る物に大きく左右されているということです
妊娠前からタバコの影響はもちろんあります
タバコの煙の中に、4000種類の化学物質が含まれています
そして200種類は有毒です
さらに30種類は発癌性物質が含まれます
妊活の場合、有毒物質は卵細胞をどんどん死滅させることがわかっています
つまり、妊娠のチャンスが減っていることがわかります
他にも卵子の質も低下させたり、卵胞ホルモンや黄体ホルモンの分泌量も減らしたりします
つまり、流産や不育症の可能性が大きくなります
また、更年期障害や生理不順の原因にもなってきます
もちろん体外受精(IVF)の成功率も低下していきます
喫煙している人の体外受精の成功率は喫煙していない人よりも20%~50%程低くなるというデーターが出てきています
言い換えますと、普通の人が1回で妊娠できると仮定したら、2回は必要ということになります
タバコを吸うことでお金と時間の無駄になって、さらに健康を害しています
ちょっぴりストレスが晴らされているというメリットもあるかもしれませんが・・・
赤ちゃんはお母さんが頑張っただけではだめなんです
夫婦で禁煙することが大切です
いつもお母さんばかりが頑張って、お父さんは他人事のようになっている家庭も見られます
それでも禁煙ができていない場合は、妊娠が難しいということを最初から理解しておいた方がいいかもしれませんね
もう一度、ご夫婦で将来の事をシッカリ話をして、どうしていくかを決めていきましょう
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