子宝相談で年齢が気になる方がいらっしゃいます
35歳を過ぎる頃から、赤ちゃんを授かる確率が下がりやすくなります
また、逆に流産率が上がってきます
しかし、閉経をしない限り、排卵と生理はある=『赤ちゃんが授かる』と思います
実際に49歳、50歳で妊娠されたという方も年間に100名ほどいらっしゃいます
「子どもができるまで、あきらめずに治療を続けよう!」と治療に前向きな気持ちを持ち続けるのは大切なことです
ただ、そうは言っても、治療にお金がかかります
体外受精や顕微授精となると、1回で何十万もの治療費を要します
助成制度ができ、助成金が支給されるようになったとはいえ、体外受精を何度も繰り返すとなったら、やはり重い負担になってしまうと思います
経済的なことについて夫婦で話し合い、治療プランを立てることが大切です
また、いくら治療の技術が進んだとしても、不妊治療を年齢を切り離して考えることはできません
卵子や胚などの凍結技術も進んでいますが、およそ10カ月にわたる妊娠期間を経ての出産、その後のことを考えると、年齢を考えないわけにはいかないと思います
このように、不妊治療を始めるにあたって、治療を続けるにあたって、夫婦で心を合わせるためにも話し合いの機会を持つことが大切です
上記のような経済的なことは、なかなか私にはどうすることもできませんが、年齢的なことは改善策があります
それは、食生活や、漢方薬などの自然の力を借りて、実年齢よりも子宮年齢や血管年齢を若くすることです
実年齢よりも子宮年齢、血管年齢が若ければ妊娠しやすくなります
実年齢ばかりにとらわれるのではなく、子宮年齢を若くすることや、血流を良くしていく事で体質は変わってきます
ひとりひとり体質は違いますし、自覚症状も違います
だから、オーダーメイドの処方が必要になります
自分に合う物を使っていく事で、体質は変わってきます
妊娠しやすい体質へ変わっていく事と心に余裕がある事が、赤ちゃんが授かりやすくなると思います
ひとりでも多くの方が赤ちゃんが授かりますように