今回は『抗リン脂質抗体症候群(APS)』について記載します

抗リン脂質抗体症候群は自己免疫疾患で、静脈・動脈・子宮などに対し自己抗体がつくられてしまう事で、血栓症(脳梗塞・心筋梗塞・深部静脈血栓症など)になるリスクが高く、また習慣性流産などの症状が現れることがあります

病理機序としては胎盤の血管に血栓ができてしまい、胎児へ血液がおくられなくなってしまいます

血液が送られなくなりますと赤ちゃんに栄養が効かなくなる為に習慣性流産が起こると考えられています

現代医学の治療ではアスピリンやヘパリンなどが治療に使われる事が多いです

中国医学では『松節』を使った物子宮にエネルギーを送って赤ちゃんの成長を促していく物を中心に使う事で妊娠の維持や流産の防止ができます

ひとりひとり自覚症状や体質が違いますので、たとえ『抗リン脂質抗体症候群』と病名を出されたとしても、中国医学では使う薬草の種類、量は違ってきます