赤ちゃんを授かる為には、健康な男性と健康な女性が基本的には必要になってきます
今回は男性不妊の事について記載します
精子の数、活動率、直進性などの問題でご相談に来られる男性不妊の方は大きく分けますと
腎陽虚型(全身が冷えやすいタイプ)の方
腎陰虚型(全身が熱くなり、ほてるタイプ)の方がいらっしゃいます
生殖は下焦(おへその下、泌尿器や生殖器の位置する下腹部)が受け持つ場所になります
この下焦に力がなく、精の不足した状態が腎虚と呼ばれます
この腎機能を回復させていくには『精ををつける』ことです
その時、ただ精をつけるのではなく、体がほてり、寝汗の多い腎陰虚の方には、体をさます薬草が必要になります
体が冷える腎陽虚の方には、体を温める薬草を配合して精をつける必要があります
一年中ほてる方、一年中冷える方、夏はほてり冬は冷える方、ほてる方でも一時的に冷える方、冷える方でも一時的にほてる方など、ひとりひとり体質が違います
最近の子宝相談を受けていておりますと、体がほてるタイプの方が増えてきているように感じられます
このほてるタイプの急増の原因は
過度のストレス、過労、スパイシーな物の摂りすぎ、アルコール、タバコ、夜更かしなどが主な原因になります
薬だけではなく、普段の私生活を改めていく必要があります
そうする事で相乗効果がえられてさらに、健康で赤ちゃんが授かりやすい体質に変わってきます
早い方では1か月ほどで体調が良くなり、元気になられる方もいらっしゃいます
3か月もしますと精子の数、活動率、直進率は良くなられて、体の疲れも感じにくくなられる方が増えてきました
その結果、赤ちゃんを授かる事ができたカップルも、増えてきております
まずは自分のできる事からやっていきましょう