先日の勉強会で、英ウィメンズクリニックの塩谷雅英先生にお話を伺ってきました

今までの体外受精や顕微授精の常識が、かなり間違っているかもという感想を受けました

特に体外受精と顕微授精、初期胚と胚盤胞、凍結してからの移植と採卵後すぐの移植などデーターをもとに、少しでも一人でも多くの方が妊娠して流産せずに出産に至るまで、成功率を高めるために色々、研究されておられます

体外受精をして、うまくいかないのは何故か?

色々原因があります

子宮内膜が薄い、受精卵のグレードが悪いなど

卵子の老化がよく言われますが、それだけではないようです

体外受精は本来人工的に、人間が自然の流れに逆らって行うため、受精卵にとってはとても負担がかかり弱ってきます

大切なことは、受精卵にストレスをかけない事だそうです

卵子を採卵して、精子を受精させて受精卵になる

これは本来、お母様の子宮内で行われることです

それを人間の力で、人工的に採卵して移植する間、受精卵は過酷な環境にさらされることで、グレードがどんどん下がってきているという世界の不妊学会のデーターでわかりました

その為、今までは胚盤胞にまで育ってから移植することが理想とされておりましたが、初期胚の段階で凍結せず、新鮮な胚の状態で移植することが成功率をあげていくことがわかってきました

続きは、また次回記載していきたいと思います

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