明石市 Y様 36歳 女性

今まで妊娠はするものの、3回流産を繰り返しておりました

そこで、漢方薬で何とかしたいと来店されました

自覚症状としては疲れやすく、体が冷えやすい、腰痛、生理痛も酷く、胃下垂もある状態です

舌の状態は舌軟、胖大、苔薄白の状態です

病院に行って染色体異常の検査をしても問題がなかったようです

まずは、お母様の体の体質を変えていく必要があります

健康で疲れを溜めこまない体質にしていかない限り、同じ事の繰り返しになる事を伝えました

一度流産しますと基本的には3ヶ月間はゆっくりしておいた方がいいともいます

出産した後も3ヶ月間は無理をしない方がいいです

無理をする事で自分の体を酷使して体調を崩しやすくなります

酷い方は一生、更年期の様な病気と付き合っていく事もあります

また、第2子不妊になり事もよくあります

その為、まずは半年間は体質を変えていく事に専念して頂きました

徹底的に女性に必要な血液を補って、子宮内の瘀露を排泄していく事をしました

そうすることで、子宮内環境が改善され、妊娠しやすく流産しにくい体質になっていきます

実際には3か月ほどで、体質がかなり変わって疲れにくい体質になっていました

生理痛も無くなり、疲れも感じなくなっていらっしゃいました

基礎体温も高温期が12日以上持つようになり、体の準備ができているようです

半年経って、そろそろ体はシッカリして準備が整っている事を伝えましたが、Y様はまた流産したらどうしようと心配なさっておりましたが、今の状況なら『妊娠しやすく=流産しにくい体質』へ変わっているという事を伝えました

そして、1カ月目は旅行やお盆の里帰りなどでかなり疲れていたためか、うまくいきませんでしたが、2か月目にはピーチェックで陽性と出ましたという報告がありました(4週目)

7週目ぐらいから心拍が確認されると思いますので婦人科さんも紹介しました

妊娠してから12週目~15週目までは特に胎児の臓器ができる時期になりますので、この時期に無理押したり、重たい物を持ったりする事で流産を促すことにもなりますので注意が必要です

Y様は引き続き流産防止の漢方薬を飲んで頂いております

ツワリはそんなに酷くないようで食事も摂れているそうです

不妊症でお悩みの方は、まず自分の体質を変えていくことが一番の近道のように思います

体が疲れやすい状態が続いている方は自分自身の体をまず、健康にしていく必要があります

自分の体に余力がない場合は、赤ちゃんは授かりにくいと思います

心と体に余裕ができる状態になると自然に赤ちゃんが授かりやすくなっていると思います