明石市 34歳 女性 N様

結婚して4年目になりますが、中々赤ちゃんが授からないという事で漢方薬で何とかしていきたいと来店されました

今まで病院で治療していたが、特に検査では問題もなく、人工授精を3回してもうまくいかない状態です

今まで、セキソビット、ルトラール、デュファストン、セロケンを処方されていたようです

卵子の大きさ20mm、子宮内膜10mmで卵管の右側が細くなっているそうです

結婚前から青あざができやすく、軟便気味状態が続いていたそうです

体が冷えやすく、特に足首が冷える状態です

胸が張りやすく、ガスも多く、ストレスもあるようです

また、高温期は10日もたなく、生理になる事もあったそうです

ホルモンの検査

FSH 5.4

LH 6.5

テストステロン 43

E2 63.5

PRL 27.0

の状態です

ホルモン検査から

LHがFSHに対して高い状態です

また、PRLも高い状態です

この事から多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症の疑いがあります

中国医学的に診ますと『気血両虚』、『肝鬱血瘀』の状態です

その為、血液をしっかり増やしていく物、血流を良くしていく物をお渡ししました

徹底的に血液を増やして血流を良くしていく事で子宮内環境がよくなってきます

1か月ほどして高温期が10日以上続くようになってきましたので、生理周期に合わせて処方内容を変えて妊娠しやすく、流産しにくい体質にしていく物に切り替えていきました

それから、低温期、排卵期、高温期、生理期と処方内容を変えながら飲んで頂きました

そして、1年以上漢方薬を飲んで頂きました

それでも中々、赤ちゃんが授かってくれません

そこで、妊娠率を上げていく『ショウキT-1』エキスを1日1回だけですが、飲んで頂くようになりました

実際にこれを半年間、1日2回飲んでいくと7割以上の方が赤ちゃんを授かっておられます

さらに、お腹が冷えやすい為、温灸を併用して頂きました

妊娠しやすいツボ(神闕、関元、気衝、両耳、命門)と5か所をシッカリ温めていく事で子宮内が温まってきます

子宮内環境を良くする事で赤ちゃんは授かりやすくなります

それから、3か月ほど経ちました

不妊治療を休んでみようとされた時期もありました

私も何とか、赤ちゃんが授からないかな?と思っていました

すると昨日、手紙が届きました

『妊娠している事がわかりました』という報告を受けました

『漢方で妊娠しやすい体質に変わっていた所に、いろんなことが重なり奇跡が起きたのかなと思っております』というお言葉を頂きました

今まで中々、赤ちゃんが授からず、つらい思いをされていたN様に赤ちゃんが授かりました

私はとても嬉しい気持ちになりました

N様おめでとうございます

これから、安定期に入るまでは無理をせず、ゆったりと過ごして下さいね

不妊治療で多くの方が、赤ちゃんを授かりたいと願っていらっしゃると思います

それにはまず、お母様の体が健康になる事が一番大切です

お母さんが健康でなければ、赤ちゃんは授かりたくても授かりにくいと思います

また、授かったとしても流産しやすい方もいらっしゃいます

この場合も同様、体質を変えていく事で、元気な健康の赤ちゃんがきてくれると思います