不妊治療をすると太ったと言われる方がいらっしゃいますので記載しておきます

実際に太り過ぎますと赤ちゃんが授かりにくい場合があります

また、逆にやせ過ぎていても赤ちゃんは授かりにくい場合があります

不妊治療で使うホルモン剤の影響で2~3キロほど体重が増える場合があります

例えば

ピルを長期間使用した場合ゴナドトロピンという注射を打つ事で卵巣が腫れて体重が増加する方がいます

卵巣が腫れますと血管内の血液が濃縮して浮腫みを起こしやすくなります

その為、体重が増加する事があります

赤ちゃんを授かりやすい体系の目安としては『BMI』を目安にするといいと思います

BMI値が18~24ぐらいを目標にしていくといいと思います

BMI 25以上は太り気味傾向ですので体に害のない健康なダイエットが必要かもしれません

また、BMI17以下の方は母体にエネルギーが少なくなりやすく、赤ちゃんを授かっても流産しやすい場合があります

太り過ぎ(BMI 30以上)、やせ過ぎ(BMI 15未満)と考えてもいいかもしれません

個人差がありますので絶対とは言い切れませんよ

太りやすい方の中には多嚢胞性卵巣症候群と言いまして、卵子が中々、大きく育たなくなる方もいらっしゃいます

この場合、男性ホルモンも多くなる為、多毛、声が低くなる、男性化の兆候なども見られる方もいらっしゃいます

また、生理不順や酷い方の場合は無月経になる方もいらっしゃいます

糖尿病、高脂血症、高血圧なども合併しやすい方もいらっしゃいます

だからと言って急激な無理なダイエットは大変危険です

普段の食生活、睡眠、規則正しい生活を見直していく必要があります

中国医学では血流を良くしていく事で、無理やり体重を下げる事はできませんが、多嚢胞性卵巣症候群、高血圧、高脂血症、糖尿病の根本治療はできます

また、やせ過ぎの方や胃下垂の方などの場合は、胃腸の消化をシッカリさせて健康的に体力や免疫力を高めながら体重が増えてくる方もいらっしゃいます

ひとりひとり、体質や自覚症状が違いますので、自分に合った方法を選んで下さいね