人間の脳の視床下部、脳下垂体から女性ホルモンが卵巣に向かって分泌されます
これらのホルモンを調節する薬の紹介をします
酢酸ブセレリン(スプレキュア)
主な作用としては
下垂体の性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の分泌を刺激するホルモン(GnRH)の誘導体です
簡単に言いますと脳に作用する薬です
長期間使用する事で、性腺刺激ホルモンと卵巣ホルモンの産生、分泌も減ってきます
この作用によって、異常な子宮内膜の症状を改善します
中枢性思春期早期発症にも用います
副作用としては
顔のほてり、外陰部のかゆみ、膣乾燥、こしけ、不正出血、乳房の萎縮、声変わり、多毛、体重増加、むくみ、つかれ、はきけ、食欲不振、便通不順、頭痛、めまい、性欲減退、うつ気分、呼吸困難などの症状があらわれることがあります
注意点
一般的には1噴射を左右鼻腔に1日3~6回します
鼻をかんでから使用しましょう
婦人科のDr.とご相談の上、使用して下さいね