乳児湿疹のご相談が最近多い為、記載しておきます

乳児湿疹は生後2カ月頃から2歳ぐらいまでによく起きる湿疹です

まず、よく見受けられる所見では顔、両方の頬、のジュクつきや赤み、かさぶたが見受けられます

さらに耳の後ろもジュクついたり、プクットした湿疹が見受けられます

病院に行くと軟膏を渡されると思います

そのほとんどがステロイドが多いです

ステロイドには強さの段階があります

大体弱い物が出されますがステロイドを塗ると一時的に綺麗に治ったかのように見られますが塗らなくなると2~3日以内にまたジュクジュクした状態、赤い湿疹が出てきます

ステロイドは一時的に炎症を抑えることはできますが、根本的には治りません

いい方を変えますと臭いものに蓋をしているだけの状態です

その事に気付かずに長期間ステロイドを塗っていく事で慢性のアトピー性皮膚炎になる方がいらっしゃいます

そうさせないためにも、まずは毎日の食事が大切です

特にお母様の食事がそのまま母乳で赤ちゃんに行きます

お母様の食事を変えていかない限りは治らないと思った方がいいかもしれません

脂っこい物、甘い物、味の濃い物、冷たい物、ファーストフード、加工食品の摂り過ぎは全部、赤ちゃんにも行きます

そしてうまく臓器ができていない赤ちゃんは乳児湿疹の状態になります