今の世の中、糖尿病でお困りの方も多いと思います
病院で薬はもらっているが数値が気になる、合併症が出てきている、血圧も高くなっている、痛風やコレステロールも高いなどと言う方もいらっしゃいます
漢方薬で何かできる事はありますか?
という質問を受ける事があります
糖尿病だけではなく、高血圧、高脂血症、痛風は血の流れが悪いのが原因です
糖尿病なら血液中に糖が多くなり血がドロドロと言うよりネバネバ状態と言った方がいいでしょう
これを放置しておくと血管が固くなり詰まりやすくなります
心臓の血管が詰まると心筋梗塞、脳の血管が詰まると脳梗塞と言って命取りになりかねません
だから、血液をサラサラにする必要があります
また、目に血流が悪くなると手足のしびれや目に栄養がいかなくなり白内障や失明する方もいらっしゃいます
さらに腎機能が低下することで人工透析になる方もいらっしゃいます
そのため、糖尿病の根本的治療方法は、まず血流を良くする必要があります
特にお勧めなものが『冠元顆粒(かんげんかりゅう)』です
これは丹参(たんじん)という生薬がメインで入っており心臓や脳の血管をサラサラにする作用があります
頭痛、肩こり、しびれ、冷えなどにもお勧めです
もし合併症で目が見えにくい場合は飲む目薬と言われている『杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)』や『婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)』などがお勧めです
『婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)』は女性だけでなく男性が飲んで頂いても構いません
『杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)』は目だけではなく実は腎系にも働くためさらにお勧めです
一人ひとり症状、体質が違うため同じ病名でも処方内容は違ってきます『同病異治(どうびょういち)』
ちなみに病院で渡される薬は基本的に血糖値を下げる薬を処方されます
中には糖分の吸収をさせにくくするようなものもあります
飲み薬で効果の無い方は注射剤を処方される方もいます
漢方薬はこの様な病院の薬の邪魔をせずに、根本的に血流をサラサラにして血管を詰まらせないようにしていくため、一緒に飲んでいく方がさらに効果的です
心配な方は病院でもらっている薬かお薬手帳などを持ってきていただけますと、確認しますね
あとは食事と軽い運動ですね
特に食事はとても大切です
肉類は控えて、魚や野菜をしっかりとる必要があります
いくら薬を飲んでいるからと言って食事がいい加減ですと、治るものも治りが遅くなります