糖尿病の種類は、大きく 5つの種類に分けることができます。
それは 1型糖尿病、2型糖尿病、特定の要因によるその他の糖尿病、妊娠糖尿病、小児糖尿病です。
1型糖尿病
膵臓のランゲルハンス島のβ細胞が破壊されたために、インスリンの分泌されない状態
2型糖尿病
インスリンの分泌量の不足や、分泌のタイミングの遅れ、そしてインスリンの作用が低下して起こる状態(インスリン抵抗性)
特定の要因によるその他の糖尿病
他の病気が原因で起こる二次性糖尿病や遺伝子異常などによって起こる糖尿病も含まれる
妊娠糖尿病(にんしん とうにょうびょう)
妊娠によって引き起こされる糖代謝異常
大体が一時的なものですが、数年後には本格的は糖尿病になるケースもあります
小児糖尿病(しょうに とうにょうびょう)
子供の糖尿病になります
以前では、小児糖尿病といえば 1型糖尿病のことでしたが、現在では子供の 2型糖尿病の発症率が増加傾向にあります
ちなみに、子供の1型糖尿病の発症率は、1年間で人口 10万人あたり約1.5人程度、2型糖尿病の発症率は、1年間で人口 10万人あたり約4~8人といわれています
日本での糖尿病は、ほとんどが 2型糖尿病になります
2型糖尿病は、食生活の乱れ、運動不足などの生活習慣や、加齢、体質などが関わっているものが多いです