今回は、胃腸とストレスの関係について記載していきます
実は、胃腸が強い人と弱い人とではストレスに対する耐性に差がある事がわかっています
交感神経、副交感神経のバランスや、それによる胃酸分泌も関係するのですが、原因の1つとしてセロトニンが関係します
セロトニンとは神経伝達物質で、不足することでうつやパニック等の精神症状が出やすくなります
しかし、セロトニンが主に働くのは消化管なのです(約8割)したがって、セロトニンがしっかりと分泌できる人はストレスにも強く、胃腸もいきいき働きます
胃腸がいきいき働いている方は、セロトニンの原料であるアミノ酸の消化もしっかりとできるので、セロトニンがうまく作られるという、良い流れができてきます
これが逆の流れになると大変です
好きなものを我慢するダイエットをすると、ストレスですぐに挫折するのもわかる気がします
更に言うなら、過度のダイエットで精神症状などが出たら元も子もありませんよね
ちなみに、セロトニンはセロトニンの形で脳内には行けない為、アミノ酸の形で脳に送られ、脳でセロトニンに変化しないと脳で使われません
その為、ダイエットする場合でも栄養素のバランスそのままに量を減らすというのが一番理想になります
冷たい物、生ものと食べて、胃腸を冷やしますと、セロトニンのバランスを崩す原因になったりもするので、落ち込みやすい方やヤル気が出ない方は、加熱処理をした物を召し上がるようにしていきましょう