今回は高プロラクチン血症について記載します
まず、プロラクチンは脳下垂体から分泌されるホルモンです
赤ちゃんが産まれたら母乳を出すというホルモンです
生理期の時に婦人科さんでホルモンの検査を受ける事でわかります
妊娠希望の方の場合、10ng/ml以下が理想です
これ以上高い状態の場合は高プロラクチン血症の疑いがあります
妊娠を希望する方にとっては、排卵を起こさせにくくする作用があります
そのため、稀発月経、無月経の原因になります
授乳中に妊娠しないのはこのプロラクチンの影響になります
お乳を搾ってみて、乳汁が出たり、乳頭に白いカスが付着しているようならプロラクチンが高く排卵障害が疑われます
また、ストレスなどで自律神経が乱されると視床下部に影響し高プロラクチン血症になります
基礎体温はガタガタになりやすいと思います
病院ではプロラクチンを抑えるためにテルロンやカバサールのお薬が出されますが、副作用が強くて辛い思いをされる方もいらっしゃいます
乳汁分泌を促す薬剤には、トフラニール、ルボックス、コントミン、タガメット、ワソラン、コデインなどがありますので服用時は注意が必要です
その為、気の巡りを良くしてストレスを晴らしていく物、プロラクチンを下げていく物、胃腸機能を良くしていく物などを使います