今回は糖尿病について記載します
糖尿病は、10人に1人はなりやすいと言われています
現在では多くの人に知られている病気となりました
しかし、どうして糖尿病になってしまうのか、糖尿病はどのような病気で、とんな危険性があるのかを正しく認識していない方もおられるようです
糖尿病は、簡単に言いますと、血液の中のブドウ糖が増えてしまう病気です
糖尿病という文字だけ見ますと、尿中に糖が混じる病気と思われている方もいますが、間違いです
血液のブドウ糖が増加することは、実は誰でもあることです
しかし、普通は一定時間が経過すると血液中のブドウ糖はエネルギーに代わり、少なくなっていきます
糖尿病の方は、この血液中のブドウ糖が少なくなりません
その為、いろいろな合併症(他の病気)を引き起こしてしまいますので、とても危険です
糖がエネルギーに変わるまでのことを、『糖代謝』といいます
糖尿病の方は、この糖代謝がうまくいかないために起こります
そして糖代謝に欠かせないホルモンが『インスリン』です
インスリンのおかげで、血液中の糖がエネルギーとなり、血液中の糖を減らしてくれます
血液中の糖のことを『血糖』といいます
そして、血糖の濃度を『血糖値』といいます
糖尿病とは、インスリンが正常に作用しないために血糖値が高くなってしまう病気なんです
もう少し、まとめますと
糖尿病とは、『インスリンが正常に作用しないために血糖値が慢性的に高くなってしまう病気』ということになります