明石市 S様 30代 女性
結婚4年目で、中々赤ちゃんが授からず、漢方薬で何とかしたいと来店されました
病院でセロフェン、プレマリン、ルトラールを処方されていたそうです
生理周期は29~32日、月経周期は7日ですが、3日目ぐらいで量はかなり少なくなるそうです
オリモノはあり、子宮内膜は11mm、卵子の大きさ18mm~25mm
生理痛は初日~2日目、黒い塊があり、腰と太ももが冷える、足も冷たいようです
普段は便秘気味で、肩こりも酷いようです
ホルモン検査は
生理期
FSH 7.7
LH 9.6
E2 31.6
PRL 11.1
高温期
プロラクチン15.0
P 7.3
E2 252
検査結果から、LHが高い傾向がわかります
また、若干プロラクチンが高い状態です
この場合は多嚢胞性卵巣症候群の可能性が疑われます
その為、排卵が難しい可能性があります
中国医学的に診ますと『気血両虚』、『肝鬱血瘀』の状態です
その為、女性に必要な血液を補う物、気の巡りを良くしてストレスを晴らしてプロラクチンを下げやすくする物、子宮内の血流を良くしていく物、女性ホルモンのバランスを整えて妊娠率を上げていく物をお渡ししました
すると2週間ほどして体の疲れがとれてきたという報告を受けました
1か月ほどしますとストレスも感じなくなり、生理痛がなくなったという報告を受けました
さらに、生理の時の血液の量も増えて、冷えも改善されたそうです
基礎体温を見せて頂きますと高温期が12日以上もつようになっています
その為、生理が終わったらある事をしてみて下さいとアドバイスをしました
すると2か月目で、妊娠5週目に入りましたという報告を受けました
私はいつも、この報告を受けますと例外なしに鳥肌がたちます
Sさんも今までの治療が長すぎて、あまり実感がわかないとおっしゃられていました
安定期に入るまで心配という事ですので、安泰薬(体力を落とさず妊娠を維持しやすくする物)をお渡ししております
色んな方の基礎体温を診ていますと妊娠しやすい状態になる方がいます
そのような方には、妊娠から安定期までの過ごし方をお話ししております
個人差がありますが、体質を変えていく事で自然妊娠しやすい体質にする事で、赤ちゃんは授かります
ひとりひとり体質は違いますので、自分に合った物を使っていく事で赤ちゃんが授かりやすくなります
諦めずに自分のできる事からやっていく事で、一歩一歩前進していると思います