先日、新聞のTOPに、『がん細胞を近赤外線光で破壊)という記事が掲載されていました
少し難しいかもしれませんが、原理としては
がん細胞に存在するタンパク質に対して、くっつきやすい抗体を使って、その抗体に近赤外線が当たると発熱する物質を取り付け、熱によってがん細胞を破壊するというものです
抗体は、目標とするものだけにくっつくという性質が強いので今まで以上にがん細胞だけに向かう事が可能になりました
正常な細胞に万が一くっついたとしても、赤外線の強さでがん細胞にだけ、ダメージを与えることも可能だそうです
という事は副作用も少なそうですね
まだ、マウスでの実験段階の為、今後人体への応用が上手く行けば、かなり有効な治療法になりそうです
応用できる範囲もとても広いので、うまくいくとがん治療に副作用は少なく、効果が高い治療法が出現することになりますね
臨床でもこれがうまくいくと良いですね