今回もストレスについて記載したいと思います

現代はストレスの多い社会といわれますが、なぜそれほどまでにストレスが増えてしまったのでしょうか?

原因の一つは、現代の人々が、悩みや苦しみといった否定的なことだけをなくせば、楽しい人生が送れると思われている方が多いように見受けられます

今の世の中には、いかに苦痛を消すか、いかに楽しませるかといったサービスがあふれています(いいことなんですが・・・)

こうした暮らしに慣れた人々は、快適・快楽といったいわゆる「光」の部分だけを見ようとして、苦痛やしんどい、つらいなどマイナスの感情といった「闇」の部分を嫌います

現代社会では勝つことだけが幸せの価値基準とされ、願ったものを手に入れ、望みを達成できたかで幸せか、不幸が判断されやすいと思います

少し考え方を、物の見方を変えてみてください

感情は天気と一緒で、ずっと晴れという事はないはずです

雨の日もあれば、嵐や雷、雪の日もありますよね

人間は体が疲れるとやる気が出ないため休みます

しかし、休んでばかりいると退屈になる、退屈になるとまた動き出します(たまに、休んでばかりになる方もいらっしゃいますが・・・)

人間の感情はこのように適切に移り変わっていく事が自然だと思います

仕事が大変で家に帰って、ゆっくり飲むビールがおいしいという方も多いと思います

なかには一人でゆっくりコーヒーを飲む時間が楽しいからといって、わずらわしい人間関係を断ち、朝から晩までコーヒーを飲んでいたら果たして人生は楽しいでしょうか?

少し寂しい感じがしますよね

人間にとって『苦しい』と『楽しい』、『悩み』と『喜び』は二つで一つだと思います

不思議なことに、ストレスと感じていることすべてをなくしてしまいますと、楽しみや喜びもなくなってしまいます

『種』を蒔いて、水をやってお世話をして『実』が実りますなります

『種』を蒔かないで『実』がほしいということは、おかしなことですよね

私はそうした楽しみや成功だけを求める社会や人生もいいかもしれませんが、実はバランスが大切です!

心も体も休めることをしなければ長くは続かなくなります、そして、いつかはダメになってしまうかもしれません

心と体を休めるのは、サボるのではなく、長く元気で継続できるためには絶対に必要なことです

まずは、朝食をシッカリ摂ること、夜は11時までには眠ることからでもいいと思います

日本人は頑張りすぎる傾向があります、サボるのではなく心と体を休めることが大切です

ちなみに私は3食とりますし、夜は9時に寝ます(愛娘、愛息子、妻と一緒にゆっくり休みます)

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