自己犠牲によって排卵、月経を繰り返すということをもう少し、細かく記載していきたいと思います

月経周期とは生理から次の周期の生理までをいいます

月経周期の間に女性はご自身の身体を傷つけています

生理とは、子宮から子宮内膜(血管)がはがれおちるという事をいいます

これは言い換えますと炎症です

生理が来ると言う事は、自分で身体に炎症を起こすという事です

最近、ロキソニンやイブが良く売れているようですが、こんな時に生理痛のために鎮痛剤を飲んでいたら、炎症を抑えてしまって経血が子宮に残ってしまいます

経血が子宮に残ってしまいますと子宮内膜症や子宮筋腫の原因になりやすくなります

古くなった血液が生理で排泄されていくはずが、子宮体内に残ってしまうためです

そうなりますと生理の血液がドス黒くなり、塊も多くなります

基本的に、生理痛は無いのが理想です

食生活、睡眠、生活習慣をもう一度見直してみる必要があるかもしれませんね

もう一つ 排卵も自己犠牲によるものです

排卵ってどうやって起こるかご存知ですか?

排卵まで180日かけて原始卵胞が成長します

そして卵胞の中から、卵子が飛び出て卵管採に取り込まれます

その時、卵子が飛び出る際には、卵巣という臓器に穴をあけないと排卵が出来ません

臓器に穴を開けないと卵子は卵管採にたどり着くことはできません

卵巣を自分で傷つけて卵子は飛び出してきます

排卵そのものも自己犠牲によりおこります

この時も、炎症が起きているので、痛み止めなんかは飲んだら排卵障害がおこります

一度の月経周期の間に2回も自己犠牲によって生命の神秘は繰り返されるのです

実はもう一つ・・・。 奇跡的に精子と出会った卵子は受精卵となります

5日~7日ほどかけて卵管の力によって子宮内膜にたどり着くのですが、その後が大仕事です

子宮内膜という血管と融合しなくてはいけないのです

よく子宮内膜の事をお布団といいますが、横になってから布団をかけてもらえるわけではありません

受精卵は子宮内膜にめりこむのです

そして融合するのです

自分の身体に傷をつけないと融合(着床)できないんです

着床出血というのはこのために起るのです

生理痛 排卵痛 着床出血はある方もいらっしゃいますし、ない方もいらっしゃいます

最近気温の変化が激しいですが、冷たいものを摂らない様にして、身体を温めて、身体を大切にしてくださいね

男性は是非、奥様を大切にしてください

少しのストレスで女性の神秘的なリズムは乱れてしまいます

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