漢方相談をしているときに、生きていて、なんだかつらいことによく出くわすといわれるが多く見受けられます
 
そこで、今回は試練について記載していきたいと思います
 
生きていて辛いことはありますよね
 
当時はとても大変でなんで自分だけがこんな風になっているのだろうと思うこともあると思います
 
しかし、今から昔の頃の自分を見つめなおして、当時はとても大変だったが今はいい思い出になっていらっしゃる方も多いと思います
 
私も人生において振り返ってみると中学時代、高校時代、大学時代、社会人時代、独立してからと何かしら試練があったと思います
 
今となってはいい思い出です
 
では「試練はなぜ起こるのか」という事を考えていきましょう
 
それは、過去に試練を一度も経験しなかった人はおりませんし、いくつかの試練を自分なりの知恵と工夫で乗り越えてきた結果、今の自分があるはずです

その試練を乗り越えてきて学んだ結果、試練は「人間を強くするため」、「何かに気付かせるため」、「同じ失敗をしないため」など、試練に対してどのような意味づけをしたとしましても、それは自分がつらい経験を通して学んできた事であり、どのような解釈をしても正解と思います

そして、「試練はなぜ起こるのか」ということについて、もう少し考えてみますと、試練は自分の心を成長へと導いてくれるものだと思います

 
辛い経験に対して逃げずに、立ち向かった結果、得られたものはそれ以上に自分の心や魂が強くなり、今後の人生においてとてもプラスになることが多いと思います

そして、試練を自分の成長だけに活用するのも良いのですが、もっと、ご自身の試練を大勢の人々に役に立てることもできます

「貢献」の仕方は人それぞれあると思いますが、地域のボランティアに参加することもとても素晴らしいと思います

試練はなぜ起こったのか?

 
自分自身を成長させるはもちろんのこと、周りの人に役立つ事で、試練を100%以上に生かすことができると思います

そして、自分が周りの人たちに貢献している時こそ、人生の深い充実感や本当の喜びを感じるのではないかと思います

 
考え方を変えて、行動に移していきますと人生は大きくいい方向へ向かうと思います