日本人の多くの方がどうしても、人の目がとても気になるといわれる方が多いように思います
何かをする時に、どうしても人の目を気にしてしまうため行動が起こせないということはありませんか?
こんなことを書いている私も正直あります
自分が本来持っている力を100%発揮できない理由の1つに、「他人からどう思われているか」という人の目を気にしてしまうことがあります
他人が自分の事をどう思っているかと考えてしまうと、素直な言葉でしゃべることができなくなったり、行動を起こせなくなってしまうという方もいらっしゃると思います
それは、他人から嫌われるよりは、好かれる方が良いと考えていますので、人の目を気になってしまうかもしれません
例えば、勉強会や会社の会議に参加して、意見を求められたとします
自分は頭の中ではこうした方がいいのではないか?
という具体的な案もあるのですが、今まで会議の場で発言をしたことが一度もないし、ここで変な意見を出してしまって、皆にイヤな人間と思われるのではないだろうか?
ここで勇気を出して発言をしても本当に良いのだろうかと悩みます
そこで、頭に浮かんでしまったその考え方をどうにか打ち消す方法はないかと考えた末に、
他人の目を持ち出します
他人の目を通して「ここで自分が変な意見を言って、変だと思われるからやめておこう」と、
自分を納得させようとします
その結果、自分の考え方ではなく、他人の目から見た妄想した意見を優先させて発言するのをやめてしまいます
他人の目を気にしてしまいますと、何もできなくなるというのは、もっともらしい理由に聞こえますが、実は、他人にどう見られているかを気にしているのではありません
「自分にどう見られているか」と、いうのを1番に気にしている可能性がとても高いと思います
それは、自分は「こういう人間だ」と枠の中に閉じ込めてしまうことで起こりやすくなります
先ほどの例であれば、「会議で一度も発言をしたことがないから、今回も発言するべきではない」という考え方です
しかし、その考え方は、たんなる思い込みかもしれません
自分の潜在能力は、そんなものではないと、自分を信じてみることが大切と思います
自分の可能性を信じることで、他人の目を気にして、パフォーマンスを落とすことが少なくなると思います
案外、気にしすぎで、逆に自分の考え方や意見を聞きたいといわれている場合は、少し勇気を出して発言してみましょう
すると、そういう意見もあるねとか、賛同していただける方も出てくると思います
また、議論の結果、自分の意見よりも他の方の意見を優先される場合はあると思います
でも、自分の意見を言えたことはとても素晴らしいことと思います
結果がどうであれ、まず行動に起こしてみることです
自分が変わると自然と周りもいい方向へ変わってくると思います
何もしないまま、今のままでいいのであれば、恐らく、これからも何も変わらないと思います