不妊治療をされている方でホルモン剤を飲んでいらっしゃる方もいると思います

例えば黄体機能不全のため、プロゲステロン(黄体ホルモン)を飲んでいく事で基礎体温の高温期が安定する方もいらっしゃいます

また、妊娠を維持するために使われるケースもあります

では、何か副作用はないのですか?とよく患者様に聞かれます

よくある副作用としては

赤ちゃんが女の子の場合は男性化しやすくなります

また、お母さんの体の血流が悪くなる為、ガンになりやすくなります

内科的な副作用としては

吐き気、のぼせ、ほてり、動悸がする、発がん作用

血栓(血がドロドロして詰まりやすくなる) ⇒ 心筋梗塞、脳梗塞、血栓性静脈炎

肝機能の低下 ⇒ 疲れがとれない様になってきます

また、基礎体温は低温期も高温期も高くなりすぎて妊娠しにくい体質になってきています

実際にホルモン剤、ピルを飲んでいた経歴のある方は

基礎体温の低温期が36.5℃前後

高温期が36.8~37.0℃前後と高い傾向になります

ちなみに

正常な基礎体温 36.2~36.3℃(低温期) 36.7℃(高温期)

この場合は卵子がゆで卵状態になり、卵子の質も悪くなり妊娠しにくい体質になります

その為、ホルモン治療をされていた方で基礎体温が高すぎる方は、卵子の質を良くしてほてりや基礎体温のガタガタの状態を綺麗にしていく事でうまく妊娠できるようになります 

この様な症状が起きやすくなります

その為、本当に必要でないのであれば使わない方がいい思っています