今回はトランス脂肪酸について記載したいとおもいます

トランス脂肪酸とは、マーガリンや揚げ物の油、菓子やパンに使われるショートニングなどに含まれる人体に有害な物質です

トランス脂肪酸はガンや心疾患、脳卒中のリスクを高める恐れがあるなど人体に悪い影響を与えていきます

アメリカのカリフォルニア州では2007年8月にトランス脂肪酸を含む食品の使用を禁止する州法案が成立されております

その後ニューヨークなど他の多くの州も事実上禁止されました

ヨーロッパ各国でもすでに全面使用禁止です

健康に詳しい人であれば、トランス脂肪酸は人体に悪影響があることを御存知と思います

また悪玉コレステロールの増加により、癌 、心臓疾患、喘息、アレルギー、アトピー性皮膚炎などを引き起こす原因になっています

痴呆症やアルツハイマーなどの誘発のリスクも高まると言われています

しかし不思議なことにこんな毒物が日本では使用を認められています

トランス脂肪酸は植物油を脱臭のために高熱処理したり、水素を加えて硬化油にする過程で生成されます

これがまさにマーガリンの製造工程になります

ちなみにマーガリンの分子構造は、ほぼプラスチックと同じです

基本的に自然界の存在しない物質ですので人体に入ると、消化や解毒が出来ません

トランス脂肪酸はどのような食品に含まれているかというと、主にマーガリン、ショートニング、クリームなどに含まれます

ショートニングは、クッキーやビスケットなどの焼き菓子、パンに練り込んで使われるとともに、アイスクリームに添加したり、フライ用の揚げ油としても使われます

この結果、トランス脂肪酸を含有する食品は、各種パン製品やケーキ、ドーナッツ類、ポテトフライなどにも使用されています

昔から自然な形で私たちが利用してきた乳製品バター、搾り出した油、自然醸造された発酵食品は、いまや工場で生産される加工食品となっています

例えば「普通のサラダ油」は、遺伝子組み換えされた原料のものが流通しています

今市場に出ているサラダ油の抗酸化力は、従来の自然抽出油に比べて300分の1にまで落ちているといわれています

スーパーで売られている味噌や醤油なども低コストで大量生産するために速醸法でつくられています

この製法だと酵母菌は十分成長せず、有益な効果は期待できません

発酵期間を短くするので色がつかないのをカラメル色素という発ガン物質で着色しています

形は同じに見えても、内容はまったく違います

こうした偽物商品が市場にたくさん出回っております

自分の体は今食べている物でつくられていきます

将来の健康状態は、今 何を食べているかで決まっていきます

今旬の野菜、果物をとることが大切です

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