前回は、中古車とクラシックカーのことについて記載しました
日本の大衆車は10年もすればもう価格がつかなくなり、どこも引き取ってくれません
しかし、フェラーリは100年落ちになっても、価格は下がらない、むしろプレミア感が上がり付加価値がついて、元の価格よりも高くなることもあります
この違いをもう少し見ていきます
例えば人間に当てはめていきましょう
世の中の流行を追いかけていくような人間はおそらく、中古車になりやすいかもしれません
世の中の流行を注視しつつも、時々立ち止まって『本当にこれでいいのか?』、『本質は外れていないのか?』を自問自答して、本物を目指すぶれない考え方、行動が伴っている生き方をしていくことで味のある人間になれるような気がします
○○専門と言われる匠と呼ばれる職人さんの中に、クラシックカーのような人物をよく見かけます
彼らの生き方の特徴、共通点は何かと考えると、その時代の変化に振り回されず、自分という考え方をしっかり持っていらっしゃる方が多いように思います
時代の変化は無視しないが、追随もしない
おそらくこの考え方が、クラシックカー組に入れてもらえる条件のような気がします
長いものに巻かれる生き方でいいという人もいらっしゃいます
それはそれでいいと思います
自分はどう在りたいか?どういう人間になっていたいか?
そうすると、おのずと自分がどうしていけばいいか?見えてくると思います