今回は私が尊敬する代表的日本人“二宮尊徳”のお話しをさせて頂きます
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、『二宮尊徳(幼名:金次郎)』は、江戸時代の末期に農政家として約600もの疲弊しきった農村を次々と復興させていき、人々の生活を経済的だけでなく、精神的にも豊かにされました
その具体的な方法の一つである“推譲(すいじょう)”とは、村人各自がある一定の金額で生活し、余ったお金を貧困に苦しむ人々の救済や荒地の開発資金として提供するというものです
尊徳はお風呂の湯船の湯に例えて、こう言いました
『温かい湯をいくら自分の方に掻き寄せても、みな向こうの方へ流れ返ってしまう
しかし向こうの方へ押してみれば、結局回ってこちらの方に返ってくる
鳥や獣と違って、人間の手は自分の方に向けて自分のために便利にも使えるが、また向こうの方へ押せるようにも出来ている
人として生まれたからには、わが身の方に掻き寄せるばかりではなく、他人のために押すことを忘れてはいけない』
と説かれております
日本の総理大臣も野田さんに変わられました
少しずつでも良い国になっていくといいですね
私も、自分のできる事が限られてはいますが、一人でも多くの方に健康で幸せになっていただくように、日々努力させて頂きます