優しくて何でも子供の言うことを聞いてくれるパパやママでしたら、当然ながら子供に好かれますが、そういう意味ではありません。
子供が小さい頃は「よく遊んでくれる親」は好かれますが、それだけでも不充分です。
重要なのは、親が子供に、
「人生を楽しんでいる姿を見せること」です。
料理を作ることも、掃除や洗濯をすることも、仕事をすることも、休日の趣味も、できる限り「楽しんでいる」状態を子供に見せることです。
家事や休日の過ごし方、趣味などは直接的に子供の目に触れます。
お勤めをされている場合には仕事をしている姿はなかなかお子さんに見せることができませんが、仕事のことを話題にするときに「楽しんでいるか」「楽しんでいないか」はしっかり伝わります。
「実際に楽しくないんだから、楽しむことなんてできない」と反論されるかもしれませんが。
特に家事については、義務感から仕方なく行なっている場合が多いので、できるだけ短時間で終わらせたくなります。
「○○しなきゃ」「○○しなくちゃ」
子供は潜在意識(波動レベル)で、「楽しんでいない親」は「好きではない親」という認識をしていきます。
そして「好きではない親」の言うことはできるだけ聞き入れいれないようにします
「しつけ」によって、表面的には言うことを聞く子供もいるでしょう。
料理、洗濯、掃除、買物、介護、近所や学校の行事に参加することなど、ちょっとしたことでも、子供は何気なくみております。
そんな日常の行動で楽しくやっていますと「いい波動」を出していきます。
子供はその「いい波動」が大好きなんです。
仕事の場合にはなかなか「楽しむ」というのは難しいことですが、それも、どうせ仕事をするのであれば楽しんでやりましょう。
その姿を見せることで子供に好かれます。
大人になるってことは、楽しいことなんだな・・・ という信号に変わります。
そうすると、「好きな親」の言うことを聞くようになります。
そして、人間というのは自分の大切な人や大好きな人で、楽しんでいる人を応援しようとします。
最終的には「親に言われなくても自分で能動的にする」ようになります。