戦後から生活スタイルが変わり、近年は晩婚化になりました。
 
1980年の統計では
 
女性の初婚平均年齢は25.2歳
 
第一子出産の平均年齢は26.4歳です。
 
2015年の統計では
 
女性の初婚平均年齢は29.4歳
 
第一子出産の平均年齢は30.7歳だそうです。
 
ここ25年間で4年ほど遅くなってきています。
 
結婚が遅くなると何が問題かと言いますと『妊孕力(にんようりょく)』の低下です。
 
妊孕力とは妊娠しやすさです。
 
 
女性にとって妊娠するのに適した時期が20代です。
 
30代から少しずつ老化がはじまり、40代になりますと妊娠することが難しくなります。
 
また、妊娠しても流産しやすくなる率が増えてきます。
 
これは、女性だけではなく、男性にも言えます。
 
男性も年をとる事で精子の数、活動率、運動率が悪くなります。
 
今、赤ちゃんが欲しくても中々赤ちゃんが授からない方が多くいらっしゃいます。
 
その為、人間は年をとる事は自然現象なのですが、年をとると赤ちゃんも授かりにくくなるという事は知っておく必要があります。
 
出来れば中学校、高校、大学生の時に、保健体育などの時間に伝えて頂きたいと思います。
 
結婚して、子供が欲しいと思ったときに知るよりも、10代の頃に知っておいたら辛い思いをしなくても済む場合があります。
 
出来れば、お母さんが娘様に伝えてあげてください。
 
女性は28歳をピークに少しずつ老化は始まります。
 
排卵して、生理が来るという事は妊娠する力があります。
 
確率は少ないですが50代で妊娠して出産された方もいらっしゃいます。
 
一人でも多くの方が健康で元気な赤ちゃんが授かり無事に出産できるようになるといいと思います。